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二酸化塩素とは

二酸化塩素は分子式ClO₂で表され、即効性のある高い効果を発揮する除菌消臭剤として認知されています。
塩素原子が含まれますが、除菌等で利用されるいわゆる塩素とはまったく異なる特性をもつ成分です。
低濃度(つまり安全性が高い)で、除菌・消臭に高い効果をもつため塩素に代わる成分として早くから注目され、実際に利用されてきました。
しかしながら、二酸化塩素は通常、気体の状態で安定し、液体では不安定な特性をもっているため、これまでは生成してすぐに使用してしまわなければならず、主にプロの現場、例えば水道水の除菌や食品工場で利用されていました。
この特性のため流通させることが困難であり、一般の家庭では普及されませんでしたが、特許技術により液体の状態で安定化させることが可能になり、現在多くのシーンで活用できるようになってきました。
また近年では、感染対策の現場でも、ウイルスや細菌等に素早く、効果的に作用し、また耐性菌を作らないという特性からも、非常に注目されています。

■広範囲の菌種に適応できる
■必要な接触時間が短い
■菌に耐性ができない
■低い濃度で殺菌できる
■毒性のある副産物ができない
■phによる殺菌力の低下はほとんどない。(ph<10:一定)

二酸化塩素の作用メカニズム

二酸化塩素は分解時に生成する活性酸素による強力な酸化作用をもち、この酸化力が各物質を変化させます。

例えば
(1)色素物質を無色物質に(漂白・脱色)
(2)病原体の構造蛋白、機能蛋白を破壊・停止(ウイルス・細菌対策)
(3)悪臭物質を無臭物質に(消臭)

二酸化塩素はこんなところで利用されています

海外

  • JECFA(WHO「世界保健機関」とFAO「国連食糧農業機関」の合同食品添加物専門委員会)にて人体摂取許容基準「A-1」ランクを付与(砂糖や塩と同じランク)
  • USDA/FSIS(米国農務局/食品安全検査局)全米の食肉ト畜加工工場に対して HACCP計画(下記参照)の基準を満たす最適な方法として、二酸化塩素を直接食肉に使用できる殺菌・消毒剤として加工処理の工程に導入するように勧告した。
    また1998年には果物・野菜等に対する洗浄殺菌剤としての有効性を認可した。
  • EPA(米国環境保護局)にて飲料水の殺菌、工場排水処理、環境浄化に使用認可。  病院・実験室・医療器具の殺菌・消毒・カビ 防止に使用。
     食品・食肉・醸造工場等、あらゆる工場施設での最終殺菌・洗浄に使用。
     牛・豚・鶏等、食肉動物の飼育場、ト畜場、加工場での消毒・消臭に使用。
     換気・空調設備のダクト消毒・殺菌・消臭に使用。
  • FDA(米国食品医薬品局)にて医療用機器・人工透析機器・手術用器具・その他治療器具の消毒・殺菌への使用認可。
    またいずれも最終段階の処理に於いて、病院内の消毒・洗浄、リネン類消毒・洗浄に使用。
  • HACCP(危害分析重点管理点監視・米国食中毒予防計画)にて、1995年米国大統領の命令を受け、USDAが策定した食中毒予防システムの中に公式に採用。
    食中毒の発生する危険性の高い食肉の消毒での使用認可。
  • ほとんどの国は、国連及び米国の使用基準を採用し、食品添加物や医療用に使用しています。
  • アメリカ、ドイツ、カナダなど1000ケ所以上の浄水場が飲料水用の殺菌剤として採用。
  • 中国政府衛生部にて皮膚や粘膜にまで使用可能な消毒剤として認可。
  • NASA(米国航空宇宙局)にて宇宙食の安全管理、施設やシャトルの滅菌に使用。

国内

  • 厚生労働省にて食品添加物として認可、小麦粉漂白処理剤として使用。
  • 経済産業省にて家庭用雑貨として認可
  • 厚生労働省にてプール及び公衆浴場における雑菌・消毒剤として使用認可。
  • 厚生労働省にて水道の殺菌剤として認可。
  • 医療用滅菌機への使用認可。
  • 各製紙メーカーがECFパルプの製造に採用。

安定化二酸化塩素、亜塩素酸などとのちがい

安定化二酸化塩素は、亜塩素酸等が主成分となる製剤で、通常はこれに酸を加えて反応させる事により、二酸化塩素を発生させることになります。
この反応は一過性のものですので、反応の直後は多量の二酸化塩素が発生しますが、この二酸化塩素はガスとなって液剤から抜けていってしまいます。
また徐々にその発生量も減っていきますので、最終的に二酸化塩素が殆ど含まれない液剤となってしまいます。
また、安定化二酸化塩素を利用した製品は、発生する二酸化塩素の濃度が環境により異なり(空気中の有機物量に起因したり等)、一定の効果を期待することが困難です。

次亜塩素酸は高濃度にて初めて高い効果を期待できますが、二酸化塩素は非常に低濃度で同等以上の効果が期待できます。
また次亜塩素酸は強アルカリ性であるため酸性の環境下では効果を発揮できません。
更に次亜塩素酸はトリハロメタン等の副生成物を産出してしまうこともあり、二酸化塩素が注目されています。
効果を期待するため、高濃度にするため、生体に対する健康被害が大きな問題になっています。

二酸化塩素の除菌力

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