ドイツってどんな国?

ドイツは狭い国土と廃棄物の他国への越境移動の禁止で、自国内で処理せざるを得ず、必然的に環境保護に対する国民の意識が高まり大気、土壌、水質は経済発展の前提条件とされています。
この条文には動物の保護も盛り込まれており、国民の意識も高い。

以下条文抜粋
「国は、来るべき世代に対する責任を果たすためにも、憲法に適合する秩序の枠内において立法を通じて、また、法律および法の基準に従って執行権および裁判を通じて、自然的生存基盤および動物を保護する」(基本法第20条a項 1994年採用)
※訳文は、樋口陽一他編『解説世界憲法集第4版』三省堂2001より

ドイツでのペット事情

ドイツには「犬の税金」と呼ばれる税金があります

無責任に犬を飼わないようにするためのもので、犬の頭数を間接的に制限し、飼い主に責任感を持たせるという役割も担っています。
地方自治体税のため税率は地方ごとに異なりますが、年間140~70ユーロ(日本円換算で約13,800~7,000円)を収めます。

多くの犬がノーリードで、町を散歩しています

常識として交通量の多い場所や人ごみの中ではリードにつないだりしますが、ほとんどの公の場では犬たちは自由に歩いています。

子供料金で犬と電車に乗ることが可能である

しつけが行き届いている犬であれば、自由にレストランやカフェ、ホテルなどに出入りすることができます。
きちんとしつけされている犬は、食べ物の匂いがしても飼い主の指示をしっかり守り、足元で待っています。
※ただし、犬が入れない場所ももちろんあります。スーパーや食料品売り場などでは、「犬の駐車場」と呼ばれるスペースが設けてあり、犬たちは外で飼い主を待っています。


※ドイツでは「犬のしつけがきちんとなされている」という大前提があるので上記のような事が可能です。
ドイツの犬の多くは幼犬時に「犬の学校」と呼ばれる施設で、基本的な飼い主の命令を理解し、日常生活でもそれが活かせるようにトレーニングされます。
犬だけでなく、飼い主も正しいしつけの仕方を教えられるので、犬が社会に出た時に迷惑がかからないような体制になるのです。
犬を飼っていない人でも、当然飼い主がきちんとしつけをしているだろうと思っているので、町でノーリードの犬とすれ違っても気にもとめません。

ティアハイム(動物保護施設)

ティアハイム(Tierheim)

ドイツ語でティア=動物、ハイム=家という意味で、「動物の家」と訳される。
犬以外にも、猫や鳥、ウサギやハムスターなど様々な種類の動物が保護されています。
日本でいう動物保護センターですが、決定的に違うのは「殺処分がない」ことです。
動物たちは里親が見つかるまでここで生き続けることができます。
ティアハイムはドイツに500~700あり、働く人のほとんどはボランティアで、食事代や治療費などの運営費のほとんどは寄付で賄われています。

【ティアハイム ベルリン】

tierschutz berlin :http://www.tierschutz-berlin.de/presse/bilder-und-fuellanzeigen.html

ドイツのペットショップでは生体の展示販売が禁止されています。
なぜなら、衝動買いとお金目当ての繁殖を防ぐために、ペットショップなどで生きた犬猫を販売することが禁じられているからです。

ドイツではペットがほしい場合、各種協会等に問い合わせ予約した後、産まれたら買うことができます。
ただし、生後2ヶ月以内に親犬から離すことも禁じられているため、実際に犬が自宅にやってくるまでには長い時間がかかります。
未成年者が動物を購入することも禁じられおり、あらゆる面で無責任に犬を衝動買いすることを防いでいます。

そして、何よりも全体の40%はティアハイム出身の動物達。
多くの動物が新たな飼い主の元へ引っ越し(?)しているということになりま


  • ティアハイム ベルリン
  • http://www.tierschutz-berlin.de/
  • ティアハイム フランクフルト
  • http://www.tsv-frankfurt.de/
  • ティアハイム ミュンヘン
  • http://www.tierheim-muenchen.de/

    使用するペットフードの原料について厳しい規定があります

    ドイツでは、ペットフード製造に使用する生の動物性材料、植物性材料、添加物ほか、全ての材料について「人間の消費に適合するものでなければいけない」と法律で規定されており、製造されるペットフードは【EU規則1774/2002/CE】*に従って製造されています。


    *【EU規則1774/2002/CE】
    Reg. 1774/2002/EC
    REGULATION (EC) No 1774/2002 OF THE EUROPEAN PARLIAMENT AND OF
    THE COUNCIL of 3 October2002 laying down health rules concerning animal
    by-products not intended for human consumption
    動物の肉の使用してはいけない部分についての規定。
    生肉をペットフードに使用する場合の熱処理の基準などが規定されている。

    BSE危機に関連して、生の動物材料を危険度に応じてグループ分けして管理するため 多くの法律が、可決されました。
    その際、危険の高い部位を含む牛、子牛、子羊、羊などの反芻動物を起源とする原料は、さらにその部位ごとに「危険の低いグループ」と「危険の高いグループ」に分類されました。
    ペットフード業界では、「危険の低いグループ」に分類された原料だけが使用を許されました。
    この規則は、法律NR.90/667に明記されています。